乳癌術後の再建 6ヶ月後

乳癌と豊胸のブログを書いたところですが、ちょうど乳がん術後に脂肪注入で再建を行っている方が、6か月の経過観察に来てくださいました。

乳癌術後シリコンバッグを挿入して、その後拘縮が目立つためコンデンスリッチファット注入で修正している方です。

6か月の経過です。

術前、1ヶ月後、6ヶ月後の経過を並べてみました。

左:シリコンバッグの上縁

中央:一番皮下組織が薄かった場所

右:段差と表面の凸凹の変化

再建6ヶ月

1ヶ月の状態はとても綺麗でした。

少しむくみが残っているのと、定着までには3ヶ月程度かかるため、もう少し減るだろうなと予想していました。

6ヶ月では定着していますので、ここから極端にボリュームが減ることはありません。

ご本人も「表面の凸凹もバッグとの境目も気にならなくなりました!」と経過が順調で喜んでいただけました。

エコー上もしっかり脂肪層が厚くなっているのがわかりますね。

ただし、シリコンバッグの拘縮は少しずつ進んでいくので今後また凸凹感が出てくるでしょう。

定着もよく脂肪もFAT BANKで保存してありますので、主治医の先生にも診察していただき、次回からはシリコンバッグを取り出して脂肪に置き換えていく予定です。

 

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です