シリコンバッグ取り出しと同時にコンデンスリッチ豊胸を行った症例です。

1998年に生食バッグ、2000年に入れ替えを行ったそうです。

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右が硬く、見た目にもおかしいですが、エコーで診察すると右のバッグが破損していました。

左もそれなりに硬さがあり、リップリングも強かったので取り出してご自身の脂肪にすることになりました。

結果です。

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サイズダウンもほぼなく、とても自然にキレイになりました。

ご本人も前の状態を忘れるほど感覚も違和感なく喜んでいただけました。

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取り出したシリコンバッグと取り出した直後の状態です。

ここから比べるとしっかりボリュームアップしたのがわかりますね。

シリコンバッグと脂肪注入は同時にした方がいいのか、別にした方がいいのかクリニックによって意見が分かれるようです。

当院ではほとんどのケースで同時の手術を勧めています。

理由はバッグの周りに出来た被膜の中に脂肪が入ると必ずしこりになるからです。

取り出しと同時に注入する場合、万が一脂肪が被膜内に入っても最後にしっかり洗浄することができます。

脂肪注入が後日となった場合、たとえ何年経過していても被膜がくっついている保証は全くなく(長年バッグが入っていれば石灰化が強く一生閉じないこともあります)、脂肪がそのスペースに入った場合、洗浄して取り除くことができません。

同時に手術をする場合は事前にエコーでしっかりバッグの入っている層を見極めて、余計な層を傷つけることなく最短の道筋でバッグを取り出す技術が必要になるのでより難易度が上がります。ただし前述のように脂肪が被膜内に迷入するリスクを回避できるので、より長期的に見ても安心できる結果となります。

 

◎バッグ抜去と同時の脂肪注入については、『ザクリニックのコラム』でも、詳しくご紹介しています!