乳がん術後の乳房再建の分野でも自分の脂肪を使った方法が徐々に広まってきているようです。

昨日、東海地区で乳がんの再建に情熱を燃やしていらっしゃる形成外科の先生2人が名古屋院に見学にいらっしゃいました。

 

BRAVA+コンデンスリッチ豊胸の症例で、BRAVAの効果や脂肪吸引のデザインや実際の方法、コンデンスリッチファットの注入方法など細かい点までお話させていただきました。

 

現在、保険診療で使える再建の手段はエキスパンダーとシリコンバッグに限られているようです。

これら人工物ではやはり見た目、感触は不自然で被膜形成後に拘縮→入れ替えといった問題が避けられません。

現在のところ、やはり自身の脂肪が最も有効な材料であることは間違いないようです。

ただし、乳がん術後の方は

・一部またはすべての乳腺が欠損しているため、脂肪を注入できる層が限られる

・皮膚に余裕がないこと

が問題になります。

このため、一度に注入できる脂肪は少なくなるので何回かに分けてボリュームを出していくことになります。

 

この分野では、保険診療(大学病院や一般病院)や自由診療(美容外科)の枠を越えて協力して患者さんのQOL向上に貢献できたらいいなと思っています。